2006-09-06 [長年日記]

スポンサー ≠ 広告主 [etc]

とある本を読んでいて――訳書だ――「スポンサー(sponsor)」という言葉は「広告主」とイコールではないんだな、と思った。
で辞書を引く。
第一義は「保証人、発起人、後援者」だった。なるほど。
あと「名付け親」という意味もあるらしい。

シノケン

ちょっとしたお遊び……。

書き手の意識(via 炎上の力学) [etc]

RinRin王国さん(http://www.pluto.dti.ne.jp/~rinou/)からリンクをいただいた様でアクセスアップ中。ちょっと古いエントリだけど、「他人に読んで欲しい*1」という動機で書いたものなので嬉しい。
スラッシュドットのブログ炎上の記事、

ネット上の「炎上」の力学を考察する | スラッシュドット・ジャパン IT

に添えられる形だったのでそちらを見てみる。


「無断リンク禁止」にまつわるケースと「ブログの炎上」は、いったん切り離してかんがえた方がいいのでは?
もっとも「無断リンク禁止」は格好の火種になることが多いとは思う。それはなぜかというと、「無断リンク禁止」を掲げる人というのは、自分の意見/論理でないケースがほとんどだからだろう。「無断リンク禁止なんてナンセンス」という言葉を突きつけられた時に、なんでそんなことを言われるのか――言われなければならないのか本当に判らないから、感情的な応答しかできなくなる。


「手軽にはじめるブログ*2」なんていう本で、

ブログを始めるということは自分の言葉を公表するという行為であり、他者から批判を受けることもある。
誰もがアクセスできる状態にしているのだから、「リンクしないでください」「なんで勝手にリンクするですか」などというのは無意味だ。

ぐらいのことも書いてないだろうか?


図書館にいって児童書のコーナにあるコンピュータ関連のマナー本を読んでみるが、情報の発信側に回ったときのことが書いてある本はまだまだ少ない。

ほかの人の文章や絵、写真、デザインを無断で使用し、そして引用をしていることが示されないでインターネットのホームページやブログに載せるのはルール違反です。
それは、プロの書き手のみならず 、友達のものでも同じ扱いです。
(略)
文章の場合は、引用を明示しているなど著作権法のルールにしたがって掲載されていれば、法的な問題はありません。

という様な記述をみつけた。
メモしておいた ISBN からすると、

気をつけよう!ネット中毒〈第2巻〉ネット事件・有害サイト

  • 作者: 渋井 哲也
  • 出版社/メーカー: 汐文社
  • 発売: 2005-12
  • ASIN: 481138038x
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

なんだけど本当か? 間違えてメモしたかな? 結構昔なので記憶がもうない。メモによると35ページ。(追記 本当だった)

小学生向けのネットマナーってやつが問題なのですよ! [etc]

(2)どのサービスを利用するのか相談
(経験の浅い子どもには、完全にオープンなブログは危ない)


(3)ネットマナーを教えておく
(個人情報や他人の悪口は書き込まない。著作権にも気をつけて)


(4)発言内容の削除方法を親が把握
(問題発言を子どもがした場合などに削除できるように、親もパスワードを知っておく)

asahi.com: 「小学生ブロガー」 家族でどう見守る?-教育

ネチケットとかネットマナーという「言葉」で「教えたつもり」になるのが危険(後述)。
あと、「オープンなブログは危ない」というのは同意できる面もあるけど、クローズドな環境に慣れてしまうと「ローカルルールが外でも通用する」という取り違えを起こす危険性を考慮するべき。
そのためにも親が子供の発言や行動に気を使う必要があるわけで (4) の様な考えがでてくるのだろうけど、ここにも落とし穴はある。子供が書いているブログだけを見ていればいいわけじゃない。他人のブログへのコメントなども把握できるのだろうか?


ネチケットの話。
引用した記事にもでてくる「マグネット」というサイト。

それでも、お友だちや他の人の書いた「文章」の一部を使って、あの人は「こんなことを言っていました。」という「文章」を書くことはできます!
そのことをむずかしく言うと「引用(いんよう)」と言うんダ!覚えてネ!

マグネットをご利用のみなさまへ - 著作権

3) だれの「文章」を引用(いんよう)したのかをはっきりさせよう!
(「ナップがこんなことを言っていました!」「この文章はナップ作です」というように載(の)せようネ!)

マグネットをご利用のみなさまへ - 著作権

Webで引用するときに引用元を示すのは、「だれ」じゃない。「どこ」からだ。Web上で「どこ」を示すのは、URLだ。
ところが……。

面白いホームページがあったからリンクをはりたいなぁって時も、ちょっと待って!そのホームページに、「リンクは勝手にはらないでネ」と書いてあるかもしれないよ。「他のホームページでは何にも言われなかったヨ。」って言うんじゃなくって、そのホームページのルールを守ろうネ。

ネチケット - 気をつけよう!

とあって、どうするべきか困る。
「引用するには引用元を示さなければならない」と書いておきながら「リンクをはるのに『勝手にはらないでネ*3』とあったら守ろう」っていうんじゃ困ってしまう。
というか、「リンク」と「引用」が別ものとして捉えられている? 「引用なしのリンク」がこういったページにある「リンク」なのかしらん。


ことほどさように、小中学校向けに書かれたネットマナー・ネチケットってやつは始末が悪い。


追記

名古屋市の小学6年、桜さん(12)の場合、ブログサイト「マグネット」が、ネットのマナーの「先生」だった。
NTTデータ(東京都江東区)がサンリオの協力で昨年始めた小中学生限定の会員制ブログサイトだ。

asahi.com: 「小学生ブロガー」 家族でどう見守る?-教育

とあるので「マグネット」がクローズドなサイトだと思わないように。普通のブログだ。

素通り禁止 [etc]

mixi だと引用に困るな。まぁ、いいか。
キーワード「素通り禁止」で mixi を検索すると1500人以上ヒットする、と(やってみたら、確かに)。
「素通り禁止」は「マイミクシィ歓迎!」の隠語なのか、それとも本気なのか。


追記
上の「ホーム」のボタンの右側にある「検索」のボタン

性別問わない
年齢は空
血液型〜職業 特に問わない
キーワードに「素通り禁止」
写真の有無のチェックなし
で、検索です > id:gntさん gntさんのはてブ

……シャノンじゃないの? [気になる本]

情報はなぜビットなのか 知っておきたいコンピュータと情報処理の基礎知識

  • 作者: 矢沢 久雄
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売: 2006-09-07
  • ASIN: 4822282708
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • amazon.co.jp詳細へ

活字のない印刷屋 [気になる本]

これは読んでみたい。

活字のない印刷屋―デジタルとITと

  • 作者: 中西 秀彦
  • 出版社/メーカー: 印刷学会出版部
  • 発売: 2006-09
  • ASIN: 4870851857
  • メディア: 単行本
  • amazon.co.jp詳細へ

*1 読んでもらうことを意識して、の方がいいか。

*2 適当にでっちあげた書名。

*3 このページの文、語尾だけカタカタなのはなんかイタイような……。